「ウィリアム・アンド・キャサリン」は典型的なシャローカップの花形で、多くのオールドローズの特徴である花弁数の多い非常に美しい花を咲かせます。小さな花弁は、内側に丸くなりながら、それぞれの花の中心には小さなピンク色のボタンアイがのぞきます。咲き始めの花色は、柔らかいアプリコットクリーム色で、やがてすぐにクリーム色から白色に変化します。全体の印象としては白色に近いです。花びらは綺麗に落ちます。そしてこのことは白色の花にとって、とても大切な特質だと言えます。とても強健な品種で、魅力的なブッシュ状の茂みを作り、どちらかと言えば直立状に伸びます。香りは、純粋なミルラ香で中程度の強さです。「ウィリアム・アンド・キャサリン」は、ご自宅のガーデンで楽しむのにも、また正式なパブリックガーデン用途にも向いています。1.2mx0.9m(樹高x幅) 私どもは、ロンドンのウェストミンスター寺院(ウェストミンスター・アビー)にて2011年4月29日に行われた英国王室のウィリアム王子と婚約者のキャサリン妃のご結婚を祝して、お二人の名前をこの品種に冠せたことを大変光栄に思っております。【デビッドオースチン社HPより】
品種データ