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京成バラ園

約3万m2の敷地内に、1000種7000株の世界中のバラが植栽されているローズガーデンや、バラの苗や樹木・草花苗、ガーデンニング資材なども豊富に揃う大型園芸専門店「ガーデンセンター」のほか、レストランやカフェ、ギフトショップも併設する京成バラ園。1959年に設立され、2009年度には創立50周年を迎えた、関東地方を代表するバラ園です。

ローズガーデンは、バラを様々な角度から楽しめるように多くのエリアがあります。モダンローズを中心に400品種を展示している「整形式庭園」、オールドローズや野生種が植えられている「バラの谷」・「バラの丘」、小川や池があり水鳥も訪れるというイギリス式「自然風庭園」には、野生種のバラがあります。ほかにも、雑木林の中に四季折々の山野草が咲く「散策の森」、各種イベントが開催される「大温室」などがあり、季節を問わず1年中楽しめます。

ローズガーデンを歩いていると、バラの株の大きさに驚かされます。普通は腰の高さくらいですが、ここのバラは大人の目線の高さのものばかり。「 “一つひとつの品種が最もたくさんバラを咲かせた状態でお客さまに見ていただきたい”という、当園のガーデナーたちの想いの表れです」とは、ガーデン部主任の村上敏さん。高さがある分、枝も多くなり、花も多くついています。それぞれの品種に合わせた手厚い管理と惜しみない愛情によって育てられたバラたちはどこか誇らしげに見えます。

ほかにも、ミッキーやミニーのモチーフがちりばめられた「ディズニーランドローズ」、桂由美さんプロデュースの大理石のガゼボ、ロイヤルファミリーのバラのコーナーなど見所はたくさん。さらに、低地や小高い丘、雑木林、芝生と変化に富み、あちこちにバラのアーチが配されるなど、見せ方のバリエーションの多さも魅力です。

「京成バラ園芸」は、世界的にも有名なバラの育種の名門であり、「日本人の感性、日本の気候にあったバラを」という設立当初から変わらぬコンセプトのもと、毎年1~3の新品種を発表しています。また、海外の著名な育種家とも提携し、毎年20品種ほどが新しく加わっているそうです。「バラの品種は毎年増えていきます。京成バラ園では、常に新しいものを取り入れて、みなさんに紹介しています。」と村上さん。常に新しい品種があり、いつ行っても新しい発見がある、そんなバラ園です。

バラ好きの方はもちろん、幅広い方々が訪れるのもここの特徴だとか。年間パスポートを利用して毎朝のジョギングコースにしている方、お弁当を持ってやってくるファミリー、若いカップルがデートコースとしてなど地元の人たちはもちろん、観光名所としても人気だそうです。都会から近く、自然も多く、ファッション誌の撮影やウエディングにも利用されています。様々なバラの楽しみ方を提案するイベントも盛りだくさんで、「バラを中心としたアミューズメント」として楽しめます。

京成バラ園

〒276-0046 千葉県八千代市大和田新田755
047-459-0106(ローズショップ)

●開園時間:4~6月/9:00~18:00 左記以外/10:00~17:00 (入園は30分前まで)
※季節により変動するため詳細は問い合わせを
●休園日:無休(臨時休業あり
 営業時間は状況により急遽変更する可能性がございます。公園のHPで直接ご確認ください。
●入 園 料:
5~6月・10~11月/大人(高校生以上)800円、中学生400円、小学生200円、65歳以上500円
上記以外/大人(高校生以上)300円、中・小学生100円、65歳以上200円
※小学生未満は無料、夜間・早朝の特別営業は別料金、その他、団体・障害者・介助者割引料金あり
●URL:http://www.keiseirose.co.jp/

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