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メフメト二世

メフメト二世の肖像画

オスマン帝国のメフメト二世は1492年にコンスタンチノーブルを攻略して東ローマ帝国を滅ぼし、コンスタンチノーブルをイスタンブールと改名し、オスマン帝国の版図を広げた人ですが、その肖像画にはバラを嗅いだものが遺されています。メフメト二世がバラが好きであったのか、オスマン帝国にはバラがたくさんあったのかはさだかではありませんが、興味深い肖像画です。
この他にも中東の遺された絵画にはバラが添えられたものを時折みかけます。

コラム寄稿

野村和子(のむら かずこ・バラ文化研究所理事)
京成バラ園芸(株)研究所にて故鈴木省三氏の助手を長年にわたり務め、その後NPOばら文化研究所の立ち上げに携わり理事を就任。同時に千葉市花の美術館の相談員を務める。
著書「オールドローズ花図譜」(小学館)、「オールドローズ」(NHK出版)、「四季の花だより」(千葉市みどりの協会)他。

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